大人になっても社会科見学
2018年 03月 01日
こんにちは。
夏の箱庭へようこそ。
しばらく放ったらかしでしたが、引っ越しやら、フランス語クラスの最終テストが無事終わり、お久しぶりな投稿。
なんかプロバンス地方なのに雪降ってるし〜
春が待ち遠しい今日この頃です。
先週はフランス語クラスのメンバーと FESTIVALE AIX の企業版オープンキャンパス的なイベントに行ってきました。
彼らは毎年2回行われるオペラの開催を総括している団体で、舞台のスペシャリストたちが集結してイベントに向けて準備しているところに今回見学してきました。
およそ100名の集まった学生や一般人がグループを組んで、各セクションの小部屋を訪れ、彼らの仕事の説明を受けます。15分刻みで移動するので質問は手短に。
衣装スタッフによる、後世の服のデザインや素材・色彩をいかに現代の衣服でなおかつ低コストで再現するか、また過去と現在をうまくミックスさせた衣装デザインの開発などを熱く説明してくれました。
かつら製作スタッフによる、アデランスを連想させる技術デモンストレーション。全員くい入りで見てました。
その他、大道具や小道具の専門知識から照明の演出効果の説明だったり、全てのセクションが私の興味ストライクゾーンにばっちし入ってきたので、午後も仲間たちと別れて一人 質問しきれなかった事を改めて聞きに行ったり、収穫のある社会科見学になりました。
実は私は中学生の部活でクラシックバレエをやっていて、高校で美術科の生徒になり、軽い気持ちで舞台照明部に所属してスポットライトとか当ててました。そして大人になって、木を扱う仕事について、洋服をはじめ、地味にものづくりにハマっていって、改めてこうゆう世界が好きなんだーって再確認できた事、少し先を考えるいい機会になったと思います。
日本の企業団体も1日だけのこういう興味を持ってもらう企画、どんどんやったらいいと思います。
(もうやってるとこ多いかもしれないけど)転職や進路を決める上で、交流があるとないとでは大きく違ってくると思うから。
by natsu-hakoniwa
| 2018-03-01 23:16
| 海外生活