カルカッソンヌとマーズダジール洞窟
2018年 01月 30日
こんにちは。
夏の箱庭へようこそ。
またまたトゥールーズの見所について。
まずは、Carcassonne(カルカッソンヌ)です。この日はあいにくの超悪天候。
分厚い雲に雷が鳴り響く中、この城郭へ入る光景は中世のフランスを演出してくれます。
ファイナルファンタジーはやったことないけど、きっとこういう世界をイメージして作られているのかな〜と石ばっかりの要塞都市を歩きます。悪天候のおかげで、いつもなら賑わっているカルカッソンヌも閑古鳥が泣いてました。さびし〜景色でしたが、現代を忘れるほど、歴史に浸れる場所です。
この洞窟ができたのはおよそ6千万年前のこと。大陸がまだ海水の中にあった時代、この洞窟はその海流によって削られ、大きな空洞ができました。その後マンモスや巨大なクマが住むようになり、1万4千年前には人間も生活していたという研究結果も出ています。美術館の中はカメラ撮影が禁止なので外壁だけとりましたが、めちゃくちゃ大きい穴で、車が通れるように道路もつくられています。
またこちらには先住人が残した壁画もあるそうですが、残念ながら一般公開はされていないようです。なぜなら100m近く腹ばいになって潜っていかなければならない場所にあるそうで、研究者のみ立ち入ることができるようです。多くの人が立ち入れない場所なので、その絵画は今でも鮮明に描き残されていると言われています。
by natsu-hakoniwa
| 2018-01-30 23:39
| 海外生活